仁愛大学【受験の窓】

子ども教育学科CHILD EDUCATION

幼稚園編

子どもの「やってみたい!」を引き出せる関わりを。

道廣 莉々華
道廣 莉々華仁愛女子短期大学附属幼稚園 教諭
大学時代には、高齢者のデイサービスでのアルバイトも経験。「人と接する基本は、変わらないんですね。ここでも多くを学べたと感じます」

道廣さんの先生になるための大学での4年間

1年次
講義も多く、とにかく大学生活に慣れることに注力しました。春休みに、今の勤務先で幼稚園実習を受け、大変な中でもとても楽しく過ごしました。
2年次
夏には保育所実習、施設実習がありました。施設では、保育に加え、病気や障害のある子どもへの医療的配慮についても勉強しました。
3年次
大好きな児童文学のゼミに入ることができました。3週間の幼稚園実習、市内の絵本館のボランティアなどで、たくさんの子どもと触れ合いました。
4年次
前半は、私立幼稚園を目指して就職活動に専念。夏には晴れて合格!その後は卒論の仕上げに取り組み、12月には提出し、発表をしました。

子どもに関わる仕事がしたい、というのは中学生頃から考えていましたが、幼稚園に目標を定めたのは、大学時代の実習がきっかけです。幼稚園で出会った子どもが、できなかったことができたときに見せた満面の笑みが忘れられず、保育と教育の両面から支援していきたいと心を決めたのです。

実習でお世話になったこの園に就職し、今はまだ手探りの段階です。たとえば集団行動ができない子にどう呼びかければ理解してくれるだろう、どうしたら「やってみたい」と思ってくれるだろう、と日々工夫を繰り返しています。

声かけを工夫して、その子が製作に加われるようになったり、みんなと一緒に歌ったりしている姿を見ると、幸せな気分になりますね。気持ちも成長もそれぞれ違う子どもたちの話をよく聞いて、寄り添っていける保育者でありたいと思っています。

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