仁愛大学【受験の窓】

子ども教育学科CHILD EDUCATION

保育所編

子どもの気づきの瞬間を見逃さず成長を援助したい。

前川 友哉
前川 友哉永平町公立保育士
子どもの主体性に興味があり卒論の研究テーマに。現場では、子どもが着替えなども楽しんでできるよう、励ましほめるのを大事にしている。

前川さんの先生になるための大学での4年間

1年次
春休みの幼稚園実習に向けて勉強をがんばりました。一般教養や専門科目の座学が多い中、図工や体育などの実技科目を楽しみにしていました。
2年次
ピアノは高校3年生で習い始めた初心者なので、大学の個室の練習室で、たくさん練習したのがいい思い出です。夏には2週間の保育所実習も。
3年次
小学校の教員免許を取るために、朝から講義がぎっしり。秋の2週間の保育所実習の前後は、期間中の講義を振り替えていたので大忙しでした。
4年次
6月に4週間の小学校実習へ。期間が長いので子どもとの関係性もできてすごく楽しくて、小学校もいいなと思ったけれど、初志貫徹で保育士に。

公立の保育所に就職して3年経ち、1〜2年目には見えなかったことが少しずつ見えるようになってきました。たとえば子どもの気づきや発見の瞬間などです。先日もちょうど、お絵かきをしていた子が自分の足に絵の具を塗り始めて、新聞紙に足跡がついたんです。そこで声かけをして、みんなで足跡をつけて楽しみました。今までは「よく遊んでいるな、楽しそうだな」で終わっていた場面で、気づきにつながる働きかけができるようになったのを実感します。

一方で、お迎えのときなどふいに保護者から子どもの相談ごとを持ちかけられると、ほとんど先輩に聞いてからでないと答えられないのが現状です。保育士として家族支援も大切な仕事のひとつ。まずは保護者との信頼関係を築くために、もっともっと経験を積んでいきたいです。

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