心理学科 / 卒業生の声

心理学科で学んだことが、医療の仕事へつながった。

心理学科で学んだことが、医療の仕事へつながった。

福井県の血液製剤の在庫はほぼすべてここで管理しています。その在庫管理と、必要に応じて病院へ血液を届けに行くのが主な仕事です。サイレンを鳴らして走る緊急走行は、最初はすごくドキドキしましたが、今も緊張感は変わりません。病院へのルートは最短か、別の病院から緊急の発注があったらどうするか。常に命に関わる判断が求められる現場です。そんな中で、たまたま同じ部署になった仁愛大学の先輩が何かと気にかけてくださるのは心強いです。この仕事を選んだのは、心理学科で医療について学ぶことが多かったから。医療の最前線に関わる仕事に、責任と意義を感じています。知識と正確性をさらに高めて、どんな時にも臨機応変に落ち着いた行動ができるよう成長を目指します。

國久 理衣 2019年3月卒業 【医療・福祉】福井県赤十字血液センター 勤務

内向的だった自分が、営業の外回りを楽しめるように。

内向的だった自分が、営業の外回りを楽しめるように。

もともと自分では気づいていませんでしたが、大学で「話している雰囲気だと営業に向いていそう」と言われたことがきっかけで、今の職場に営業職として勤務することになりました。どちらかといえば内向的だった自分が営業での外回りを楽しめるようになったのは、学祭の広報スタッフとして活動した経験が大きいように思います。現在の仕事は、お客様の薬箱の点検・補充・集金とニーズに応じた健康補助食品の提案が中心です。心理学科で培った、研究を計画し調査や実験の結果をまとめ、それをわかりやすく伝えるといったすべてのスキルが役立っています。まだまだ未熟ですが、仕事を通してお客様との信頼関係を深め、お役に立てるようになりたいと考えています。

熊野 翔太 2015年3月卒業 【医療・福祉 営業職】株式会社 中部メディカルシステムズ勤務

お年寄りの心に寄り添い、安心してもらえる職員になりたい。

お年寄りの心に寄り添い、安心してもらえる職員になりたい。

特別養護老人ホームで個別ケアを基本として生活の支援を行っており、介助だけでなく、会話を楽しんだり、一緒に食事をとったり、外出したり、お年寄りが自由で楽しい生活を送れるように工夫しています。大学で認知症の人との関わり方を学んでいたおかげで、接し方に悩むことはほとんどありませんでした。また、ゼミで教わった「どんなことにも疑問を持つ姿勢」は今にも活きています。困難なことがあっても悲観せず、まず「なぜ」と考えることで現状を打開できるんです。将来の目標は、入居者から「あんたじゃないと、だめなんや」と言ってもらえるような職員になること。お年寄りの心に寄り添い、そばにいるだけで安心してもらえるようになりたいです。

加藤 あずみ 2015年3月卒業 【医療・福祉 介護職】社会福祉法人一乗谷友愛会 特別養護老人ホームあさくら苑勤務

心を客観的に見つめ、モチベーションを意識的に高める。

心を客観的に見つめ、モチベーションを意識的に高める。

福祉業界にも営業職にも興味があったので、学生時代に当社のインターンシップに参加。社内の雰囲気がよくて働きやすい会社だと感じたことと、県内の企業だったことが決め手となり、就職しました。現在の主な仕事は、高齢者の心身の状態の悪化や障害などで日常生活動作に生じる不便な点・危機に対して親身に相談にのり、福祉用具や住宅改修で改善することです。いい仕事をするためには、体調管理に気を配って健やかな心を保つことも大切。在学中に心理学を通じて自分自身を客観的に見られるようになったので、気分が落ち込んだときにも原因を探り、改善することでモチベーションを維持しています。将来は、人から信頼され、人望の厚い営業マンとなりたいです。

高山 吉則 2013年3月卒業 【医療・福祉 営業職】 株式会社サンライフ小野谷勤務

人とのつながりや絆を大切に、お客さまの役に立てる人に。

人とのつながりや絆を大切に、お客さまの役に立てる人に。

金融サービスを通じてお客さまの夢や希望をかなえ、社会の役に立てる人間になりたいと考えていました。中でも当行は社員一人一人の個性を大事にしており、セミナーや面接の際に社員の温かさや仕事へのやりがいを感じ、そのような素敵な先輩方とともに働きたいと考え、志望しました。現在は住宅ローン・運用商品、保険商品販売など、幅広い業務を行っています。まだまだ未熟な部分が多いので、先輩方に少しでも近づけるようになることが、今の目標です。仁大のゼミで切磋琢磨し、助け合うことを通して学んだのは、人とのつながりや絆。それは今も活きており、お客さまとのつながりや社員同士の絆を深めることが、仕事の楽しみにもなっています。

大和 沙妃 2012年3月卒業 【金融業 営業職】 株式会社三井住友銀行勤務

心をみつめた4年間が、社会に羽ばたく力になっています。

心をみつめた4年間が、社会に羽ばたく力になっています。

目に見えない心を客観的に捉える力と、人間を含めた動物の行動についての専門的な知識が、先生方の個性あふれる授業で身につきました。日々の勉強や卒業研究で取り組む中で、自分の長所や得意するものに気付き、他者の心に対する理解も深まりました。心理学の実習や演習ではレポート提出が頻繁にあり、真っ赤に添削されて戻ってきたものをまた再提出するという繰り返しが大変でしたが、物事を正確に表現したり要点をまとめたりといった報告書を作成する基本が、働くようになってとても役立っています。ゼミでは、問題を見きわめ、自分の考えをもって仲間と議論することや、必要なことを目上の方も含めて、きちんと人に伝える大切さを厳しく指導されました。だからこそ、社会人になっても戸惑うことが少なく、職場になじむことが出来たと感じています。心理学科で過ごした4年間が、これから銀行員としてステップアップしていく私の土台です。

竹内彩 2013年3月卒業 福井銀行勤務

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