心理学科で学んだことが、医療の仕事へつながった。
福井県の血液製剤の在庫はほぼすべてここで管理しています。その在庫管理と、必要に応じて病院へ血液を届けに行くのが主な仕事です。サイレンを鳴らして走る緊急走行は、最初はすごくドキドキしましたが、今も緊張感は変わりません。病院へのルートは最短か、別の病院から緊急の発注があったらどうするか。常に命に関わる判断が求められる現場です。そんな中で、たまたま同じ部署になった仁愛大学の先輩が何かと気にかけてくださるのは心強いです。この仕事を選んだのは、心理学科で医療について学ぶことが多かったから。医療の最前線に関わる仕事に、責任と意義を感じています。知識と正確性をさらに高めて、どんな時にも臨機応変に落ち着いた行動ができるよう成長を目指します。
國久 理衣 2019年3月卒業 【医療・福祉】福井県赤十字血液センター 勤務