子ども教育学科には、「大学に来て初めてピアノに触った」という学生もたくさんいます。ピアノの授業は、グレード別の少人数制で実施するので、初心者でも心配ありません。授業外の時間も、個人練習室が開放されているので、いつでも練習することができます。また、希望者にはピアノの補習レッスンも実施しています。
とはいえ、ピアノの上達には継続的な練習が必要であることも事実です。入学までに、ピアノ教室等でピアノを習っておけば、より安心だと思います。
資格や免許は、所定の授業を履修して単位を修得すれば、卒業時に取得することができます。取得可能な資格・免許をすべて取得するためには、その分多くの授業を履修することになるため、確かに大変かもしれません。けれども、これまでほとんどの学生が複数の資格・免許を卒業時に取得しており、取得可能な4つの資格・免許すべてを取得した学生も多くいます。
子ども教育学科では、総合的・連続的な視点から子どもを理解する力を身につけてもらいたいという思いから、幅広く学びつつ多くの資格・免許の取得を目指すように学生たちに呼びかけています。
子ども教育学科では、学外での実習を1年次から順次積み上げていくやり方を採っており、4年間での実習期間は最大で19週間になります。多くの実習が夏休みや春休み期間中に実施されるため、休みが少なくて忙しく感じられるかもしれません。けれども、在学中から着実に現場経験を積むことにより、学生の皆さんは確実に力をつけてきていると感じています。
実習は、学外の学校や施設のお世話になりますので、謝礼を含む様々な経費がかかります。たとえば、実習ノートの印刷代や通信費がかかりますし、実習によっては、事前に細菌検査を必要とする場合もあります。
すべての実習を履修した場合、合計78,000円の費用が授業料とは別に必要となります(平成26年度現在)。
子ども教育学科では、これらの費用を入学後の1年次5月に一括または分割で徴収することにしています。そして、履修しなかった実習にかかる費用については、卒業時に返金いたします。
また、以上の費用とは別に、実習先によっては、交通費や給食費などの実費が別途必要になる場合があります。