子どもや保護者と気軽に関わることで、家庭でも食の意識を高めてほしい。
学内で作っている給食の献立を考えたり、兼務している学校も含め、5つの小中学校で食に関する指導を行っています。毎日給食を食べている様子を見て回り、子どもたちと話をしながら味や量などの感想を直接聞けるのはやりがいがあります。子どもたちと接していると、朝ごはんを食べていなかったり偏った食生活をしていたり、あるいはマナーや姿勢の悪い子どもも目につきます。そうした課題を解決するために、おうちの人にどう話せば伝わるのか。ストレートに話をするのではなく、これから母親になる私が子育てについて教えてもらう姿勢で話しかけるなど工夫しています。産休後も、できるだけ早く復帰してまた子どもたちの食の健康を支えたいです。そして好き嫌いない子どもを育てていきたいと思っています。
藤澤 真未 2013年3月卒業 栄養教諭 越前市白山小学校勤務